Naruki.K's Radio Head

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オズの魔法使いに出会ってみたら

もう3か月半以上も前のこと
梅雨になる前の鮮やかな晴れの午後に
オズの魔法使いの舞台公演を観た

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舞台の壁も床も照明装置も
客席までも全部まっくろな
金沢21世紀美術館の地下にあるシアターで
学生くらいに見えるほどの若い世代の
(ほんとうに学生かも知れない)
役者さんが中心に演じられていた
シンプルな舞台

その上には
透明感ある色彩のカラフルな幕が
かすかに揺れて

舞台の左手隅で演奏されている音楽も
とりとめなく揺れて流れ往く
即興のうたと演奏のような感じ

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舞台で演じられたストーリーの内容は
そのときは理解できなかった
観ながら感じたことをメモに残そうにも
まるで言葉が出てこなかった

とても素朴な美しさが際立つ役者さんたちの
動き、声、表情、眼の輝きが印象的で
ただただ幻想的な舞台の光景を見ていただけ

なんとも例え難い なんとも言いようのない
すごく不思議な気分のまま帰路についた

 

原作はどうなんだろう?
そもそもどんな話なんだろうか?

それからずっと気になり続けて
だいぶあとになってから原作を読んでみた

オズの魔法使い (岩波少年文庫)

オズの魔法使い (岩波少年文庫)

 

原作の物語の中でも舞台と同じように
カラフルな色彩感が強く印象に残った

空想的な物語だけども
ふわついた絵空事のようには
まるで感じなかった

 

あれさえあれば これさえあれば
自分では持ち合わせていないと思っていて
ほしいほしいと願っているものは
実は普段から知らず知らずのうちに出している

自分がもともと持っているとは思えなくても
全然足りないと思ったとしても
その力を手にしたいと願い続けること

 自分の持ち前の力に気づくこと
 自分の持ち前の力を認めること
 自分の持ち前の力は自分の幸せや
 他者の力につなげられると信じること

 他者の持ち前の力にも同じように
 気づき、認め、信じること

原作の物語の持ち前の力は
そういうことだと感じた

この原作を読んで
こういうことに気づかされることは
ちょうど今の自分に必要なことだった

 

原作の物語を知ってから
あの舞台をもう一度観たら
次はなにを感じ取ることができるだろうか?

またもういちど、舞台をみてみたい

あの舞台がまたあったなら
新たに感じることがきっとあるだろうに
もしもエメラルドの都に行けたなら
あの舞台を見せてもらえるだろうか?

ともあれいまは
物語に出会うきっかけをもらえた
舞台公演に対して、ありがとう

 

P.S.

 4枚目の舞台の写真は
 この舞台に出演されていた
 地元のストーリーテラー・奈良井伸子さんから
 ご提供いただきました。

 この舞台で音楽を演奏されていたトリオが
 本日(2018年9月23日)長野の音楽祭に
 出場されるとのこと。
 そういうタイミングで自分がこの記事を
 アップしたという偶然に驚きも。

 写真のご提供、嬉しいお知らせ、
 ありがとうございます。