Naruki.K's Radio Head

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シンボルツリー #2 ~はじめて精神科を受診してちょうど10年

今朝、月に一度の通院に出かけている道中で
今日が、はじめて精神科の診察を受けに行って
ちょうど10年目の日だったことに気がついた。

ちょうど10年前の今日、2008年9月4日。
原因不明の心身不調がどうにもならなくなって
精神科で診察を受け、即刻ドクターストップ。

それから2年あまりの休職を経て一旦復職。
ちょうど2年経ってまた休職。
また2年あまり休職して復職。

二度目の復職を果たしたのが
ちょうど3年前の昨日、2015年9月3日。
それ以降は極端に心身不調に陥ることもなく
おしなべて好調な寛解状態を維持している。

そんな昨日今日を迎えてみて
10年前はおろか、3年前にだって
いま現在、それまでの職を離れて
まったく違った分野への転身を目指して
行動し始めているという身に
自分がなるとはまるで想像がつかなかった。

自分がそういう行動に踏み切ることが
できる人間だとは露ほども思っていなかった。

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一度目の休職のとき、自宅療養がはじまって
間もなくの秋だったか、その1年後だったか。

自宅の隅に植えていたシンボルツリーのコナラが
ある強い雨風の夜に完全に倒れてしまった。
以前からカミキリムシに食われていた根元の
ちょうどその位置が折れてしまっていた。

何年も何年も経って、そのときは
完全に植え替えようかとすら思っていたほど
元の木の幹の脇にか細くひょろひょろと
生えていただけの一本のひこばえが
見違えるほどに太く強く成長していて
元の木の幹と同じくらいの太さに。

自宅でいちばん大きなシンボルツリーが
シンボルツリーとして甦っていたことに
気が付いた。

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rcs4naruki.hatenablog.com

 

それからさらに2年ほど経った現在。
ひこばえあがりのいまの木の幹は
さらに太くたくましく成長して
曲がりくねっていた立ち姿も
すっかり真っ直ぐに堂々と。

また新たに脇に生えてきたひこばえを
伴っているところまで
倒れる前の当初の木と同じ姿。

倒れた直後に残った切り株状の跡は
もう完全にその立ち姿の根元の中に
覆い尽くされてしまっている。

2年ほど前は、まだ跡が見えていたのに。

もともとひこばえだった名残りは
ゆるやかな幹の曲がりにわずかに留めるだけ。

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自分自身も、倒木の跡がまだ残って
見えていた2年ほど前よりも
これほどに成長しているだろうか。

成長しているかはともかく
少なくともひとつ確実に言えるのは
感覚も思考も行動も視野も希望も
確実に広がっているということ。

この木もあまりにも
枝葉が奔放に広がり過ぎていて
いい加減きちんと剪定してやらないと
いけない感じになってきている。

自分もまた
広がり過ぎてよくないことは
ないだろうけども

 自立から自律へ

以前よりも、ちょっとやそっとの風では
そう簡単には倒れなくなったと思うけど
自分で自分を剪定して整えて
もっとしっかりと立っていこうか。

 

自分自身はいまでこそそういう感じ。
最初からこうでは全然なかった。

いま、しんどさを抱えている友人知人
その他の人たちも、その周囲の人たちも

根っこは生き続けているはずなのだ。

長い目で、粘り強く。
じっくりと。じっくりと。

人のやることや気持ちというものは
そうそう変わるものでも
進化するものでもないと思いつつも
この木のような落葉高木の葉っぱの如く
実はかなりのスピードで
思いもよらずに目まぐるしく
変化していってるものなのかも知れない。

 

葉っぱが新しく芽生えては
成長しては老いゆき枯れ散って
またそこから新しい葉っぱが芽生えてくる。

 

いつも同じことを繰り返しているだけの
ようにもみえるけど、実は、
前の年の葉っぱといま見ている葉っぱは
同じものではないはず。

 

そのちょっとした変化を
敏感に掴み取っていかねば。
それこそが生きているという実感なのかと
思いつつ。

シンボルツリー - Naruki.K's Radio Head

 

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P.S.
 この記事に載せた写真は
 2番目のものを除いてすべて
 今、台風21号が北陸を直撃している
 その数時間前に撮ったものです。