Naruki.K's Radio Head

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価値を生み出す伝え方~JAIST社会人セミナー【水曜学ぶでしょう】

JAIST社会人セミナー2018
地域人材育成セミナー
【水曜学ぶでしょう】第2回です。
5月23日開催の講座に参加したときの話です。

アウトプットが大幅に遅くなっているのが
常態化してしまっておりますけども
あたしゃめげませんよ!
遅くなっても自分の中に落とし込むために
アウトプット!今日もがんばっていきますよ!

この日開催されたのは
「価値を生み出す伝え方」。

講師は、フリーアナウンサー宮川俊二さん。
NHKのアナウンサーを経てフリーに転向。
「ニュースJAPAN」やその他情報番組、
バラエティ番組などに出演され、
現在は大学講師を務めたり
執筆活動を活発に行われておられるといいます。
(フライヤー紹介文を要約)

いいます...というのは、わたくし自身は
宮川さんの存在を、なんとなく見覚えがある
程度にしか知らなかったからです(汗)

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今回の参加動機は至ってシンプル。

情報発信。
これからの時代、なにをしていくにしても
とても大切な能力と習慣であるということを
1年ちょっと前くらいから感じ始めていました。

ブランディング
情報を発信したい、それをしていくことが大切だ。
そういう思いだけではダメで、如何にして
伝えたい相手に対して「伝わるような」発信を
するものか。
そのあたりはほぼほぼ学んだことはありません...

昨年夏から参加し始めたこのJAISTセミナー
では、しばしば「どのように伝えるのか」と
いうことがテーマに含まれることがあるように
感じていますが、そのくらいのことでしか
触れたことはなく。

自分の考えや想いを効果的に伝えるために
必要なスキル、その磨き方。
その一端でも知ってみたいというほどの目的を
もって、参加してみました。

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   *    *    *

非常に知名度の高い方が
講師としてやってきたこともあってか
自分が知る限りではいつもの倍ほどの参加者。
多くの参加者の中へ
開始ギリギリのタイミングで駆け込み...

宮川さんが登場して講義が始まると、
さすが有名フリーアナウンサー
非常にテンポがよく、淀みなく安定した話しぶり。
話がとても聴き取りやすかったのが印象的。
講義に挟まれるエピソードも多彩。

セミナー終了後に、JAISTの敷田教授が
おっしゃったことですが、

 宮川さんが話している間ずっと、
 話の間(ま)をつなぐ「えー...」が
 まったくなかった

言われてみたらそうでした。
話し方や伝え方を鍛えられているということも
もちろんあるでしょうが、きっと常日頃から
身の回りの日常のあらゆるものごとを
「伝えるネタ」として取り込んでいて
ごく自然に話の構成に組み込むことが
できているからこそ、途中で詰まることなく
話せるのでしょう。

何ごとも「アウトプットすることを前提に」
自分自身はそのことをついこないだ意識して
やり始めたクチで、曲がりなりにも習慣に
することができてきていますが、
講義での宮川さんの話しぶり、
そして敷田教授のコメントから、
より一層その重要性を感じたのでした。

   *    *    *

さて、講義で話されていたこと、知ったこと。
だーっとまとめていきます。

情報発信におけるブランディング
すなわち「効果的な伝え方」とは...

 『他の誰にもない自分だけのもの』を
 『誰にもわかるように』伝えること

誰にもわかるような伝え方は、
自分ではない誰かから教えてもらって
身につけることはできます。

しかし、他の誰にもない自分だけのものは
自分でしか思い出せない、見い出せない。
だから、ここに気づくことが大切なのです。

それはできるだけ、他者の追随を許さない
ほどのぶっちぎりのものであること。

...そうは言っても、そんなぶっちぎりのものを
誰もが持っているわけではありません。

そこで、自分の持っているものを、
ひとつだけではなく、ふたつみっつ、
複数組み合わせることで、
「他の誰にもない自分だけのもの」と
するわけです。

こうして自分独自のものを組み立てていく
こういうふうに考えて見い出していっても
いいわけです。

さて、「他の誰にもない自分だけのもの」が
なぜ大切なのか。

たいていの人は、「ぶっちぎり」なものを
持っているわけではなくて、
自分のできることなり持ち味なりを
少しずつ探りながら生きてきたはずであると。

うん、確かにそのとおり。
自分もそう。

周りとの差別化ポイントが
すぐに見い出せなくなったときに

 とっさになにが言えるか

が非常に大事なんだということ。

ただし、そのような「自分独自の、他者との
差異点を素早く見つけ出すための観察力」を
発揮するだけではまだダメで、
他者へ話して伝える以上は「着地点」へ
持っていかなければいけない。
それこそが、伝えたいポイント。

さらには「時間感覚」も大切。
ここで言う時間感覚とは、自分が話す時間は、
自分の話を聴いてもらうために相手から
いただいた時間なんだという意識。

 相手の時間を奪っている

だからこそ、如何にコンパクトに、誰にも
わかるように伝えるのかが大切かということ。

それは、話す内容もさることながら
声の調子や言葉の並べ方にも現れる。
もちろん、話しているときの表情やしぐさも
多分に影響しているでしょう。

こういうことを踏まえて、
「エッジの効いたキャッチ」を持つこと。
それが、自分を「ブランディング」すると
いうことである。

それが「伝え方を磨く」ということであって
如何に常日頃からそれを実践していっているか
なのでしょう。
人に伝えるか伝えないかに関わらず。

   *    *    *

講義の後半では、実際に
「エッジの効いたキャッチ」を考えるワークを。

自己PRの内容を30秒程度の範囲でまとめる、
というものです。

30秒で話せる量は
おおよそ160~170文字程度。

基準は、1分間で300文字。
このことは以前に別の場で聞いたことが
ありました。

時間的な目安は、1分あたり300文字。
まずは字数を意識するのが基本です
(実例で体感しました)。

自己紹介は30秒。祝辞のスピーチは3分。

無料公開講座に参加 その3
 コミュニケーションとプレゼンテーション
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 自己PRの構成は以下の3段階。

 1.キャッチ
  いわば、自分の「見出し」。
  9~13文字くらいの短いセンテンスで
  体言止めで言い切ると強いキャッチになる。

 2.具体的なエピソード
  そのキャッチとしたココロは?
  というところを、聞き手に、映像や音を
  伴ったイメージをさせられるように、
  だけども短めに説明する。

 3.着地点
  自分の「セールス(アピール)ポイント」。
  ここも体言止めでバシッと言い切る。

こういう内容を30秒(160~170文字)の
範囲で収めるわけです。

こんなふうに自己PR内容を考えたことは
ありませんでした...なかなか大変でした!

が、それでも、ひねりだすことはできました。
その内容は非公開ということに...(小声)

参加者のいくつかの実例を聴いてみると
とても参考になるものです。
宮川さんからのアドバイスも添えられることで
具体的に気をつける勘どころを知ることができる。
こういうところは、その場に参加しないと
感じることができない、貴重な感覚ですね。

   *    *    *

最後に、JAISTの坂村助教からの
自己PRの必要性についてのコメントから
得たこともご紹介しましょう。

 自己PRをする機会は増加している。
 多くの協力を得るためには
 初対面で自分を早く受け入れてもらう
 必要がある。それが自己PRの機会。

 「伝える」から「伝わる」へ
 自分が伝えた情報を相手にアウトプット
 してもらえると、伝わったかがわかる。
 相手がアウトプットできる、聴いたことを
 思い出しやすいということは、
 相手の感情を動かす~心の距離を近づける
 ことにつながる。

 あらゆる場でどんな「キャッチ」が
 適しているのかを意識することも大切。

 「自分の持っているもの」はいくつもある。
 それらを寄せ集めて、組み合わせることで、
 「他の人にないもの」を見い出すことが、
 「他の人がやらないもの」につながる。

情報を発信するということ
ひとつとっても、いろいろな発見があります。
深いものですね...おもしろいです。

   *    *    *

JAIST(ジャイスト)とは、
北陸先端科学技術大学院大学」の略称です。
この大学自体は石川県能美市にあるのですが、
金沢駅前の日航ホテルに隣接する複合商業施設
「ポルテ金沢」9階に、金沢駅前オフィスとして
研修スペースが設けられています。

JAIST社会人セミナーは、
ここで、毎月後半の水曜日に開催されています。
事前の申し込みが必要ですが、受講にあたっての
前提知識や資格のようなものは特にありません
誰でも無料で参加することができます。

「地域人材育成セミナー」という別名のとおり、
ここでの学びを、自分自身の職場や生業に
展開して実践していくことによって、
地域の活性化に寄与することが主な目的では
ありますけども...

www.social-jaist.com

あまり敷居が高いものと捉えることはありません。
年齢も、30代・40代ではなくてもOKです。

毎月後半の、水曜日の夕刻から夜にかけて。
敷居の高い教育機関が提供する、気軽な学びの場。

そこでひとときを過ごして
学び楽しむのもなかなかいいものです。
人脈の広がりも期待できます。

あまり難しく考えずに、試しに如何でしょう?

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 (オープニングのスライド、
  今回は撮れなかったので昨年度のを...悪しからず)