Naruki.K's Radio Head

Transmitter! Picking up something good. Hey! Radio head! The sound...of a brand-new world♪

水曜学ぶでしょう・サステナビリティ&ビジネス新時代

JAIST社会人セミナー2017
地域人材育成セミナー
【水曜学ぶでしょう】4度目の受講です。
2月28日開催の講座に参加してみました。

この日開催されたのは
サステナビリティ&ビジネス新時代」。

講師は、株式会社エンパブリック代表
広石拓司さん。
ソーシャルビジネスの開発や、地域発の
課題解決プロジェクトの担い手を育成すると
いった活動に取り組まれており、慶應大学や
立教大学で非常勤講師も勤めておられるとの
ことです。
(フライヤー紹介文を要約)

f:id:rcs4naruki:20180422080554j:plain

これまでに参加したJAISTセミナーでは
3回とも、タイトルにまず目を持っていかれて、
そのキーワードが自分の好奇心を掻き立てたり
興味を持っているテーマに対して知識や視野が
広げられそう、という直感めいたものを感じて
参加を決めてきました。

メタファシリテーション入門講座
~事実から相手との関係を作る実践的質問法~

ステキを伝えるコーディネート
~対象の魅力を引き出す取材力と表現力~

脱フルタイム思考!
~自分に合う働き方をカスタマイズ~

タイトルだけ言うとこういう感じです。
(それぞれ、リンクからブログ記事へ飛べます)

今回はそういう感じではありませんでした。
サブタイトルも

 ~SDGs・ESGな
  2020年代の仕事のつくりかた~

と、よくわかりません。

「SDGs」「ESG」...
恥ずかしながら、まったくピンときませんでした。

「2020年代の仕事のつくりかた」
ここのところだけ、辛うじて引っかかりました。

今までよりも、
いま、これから、どうすんねん。

そういう思いはあっても、具体的には
どのように現実と未来を捉えて
行動へ結びつけるように考えたらよいのかが
ちっともわからなくて、ただ思っているだけから
考えが先に進まない、というのが今の自分。

これからの行動を考えるヒントをちょっとでも
得られないかな?得られたら儲けモンやな...
くらいのつもりで、参加してきました。

    *    *    *

SDGsというのは、
「持続可能な開発目標」のことで、
先進国・途上国共通の社会問題を解決するために
国連に加盟している世界193か国が合意した
17の目標、169のターゲットのこと。

ESGというのは、
 環境:Environment
 社会:Social
 ガバナンス(企業統治):Governance
のことで、企業が提供する製品やサービスの価値、
企業活動そのものが社会に与えている価値や影響を、
地球の持続可能性に配慮できているかという観点で
評価する尺度のことを指すようです。

f:id:rcs4naruki:20180422080618j:plain

このあたりの内容は、自分もまだ未だに
まともに把握できていませんが、
今後の行動において意識しないではいられないで
あろう要素なのだなあ、というくらいの重要性
くらいは、このセミナーを受講することによって
感じとることができました。

SDGsは、新聞広告にも大きく掲載されたり
金沢工業大学ではいちはやく推進センターが
設置されて活動を展開されているということもあり
これから、内容を追々知っていこうというところ。
なんらかの手段で情報をウォッチしておこうと
いうところです。

セミナーを聴講している範囲で
直接的に知ったことはこういう感じです。

 「先進国が途上国を支援する」というのは
 従来(ここ15年ほど)の世界的な社会問題の
 解決アプローチで、今となっては限界。

 発展途上国で表面化している問題は、
 途上国の中だけの問題ではなく、
 むしろ先進国が問題のタネを創りだしている

 先進国が途上国を支援・指導するという
 「上から目線」のような立ち位置からではなく、
 先進国・途上国の双方がフラットな位置に
 立ち会って解決に向かっていくことが必要。

 1.途上国だけではなく、先進国も
   (先進国の人々の身の回りを意識すること)

 2.環境問題だけではなく、経済問題にも

 3.政府やNGOだけではなく、企業も
   積極的にコミットしていくことが大切

 これから問われていくのは、
 過去や今の実績や結果ではなく(財務)、
 中長期的な「リスク」と「機会」の把握と
 それに対応する力、さらには
 コミュニケーションをしていこうという意志。

 これらの持続可能性の観点を視野に入れる。

  ・財務資本の持続可能性
  ・製造の持続可能性
  ・人的持続可能性
  ・知的持続可能性
  ・社会関係の持続可能性
  ・自然の持続可能性

 アメリカでは10年以上前
 (アル・ゴア元アメリカ副大統領が著した
  「不都合な真実」で社会問題が大きく
  取り上げられて以来)から、
 このような観点での議論が始まって、
 実際に取り組む企業が出始めた。

 日本の企業がこのようなことに取り組むときに
 露わになりがちな、特徴的なメンタリティは

  ウチは正しく
  きちんとまじめにやっている

 決して悪いことではないのだが、
 会社(自分が所属している組織・団体・
 コミュニティ)の内側のみの視点に
 留まってしまっている。そこに限界がある。

 そういう、内輪だけではなく、
 「業界」「消費者」「生産者」全体を
 踏まえた、総括的な取り組み
をするという
 発想が求められる。

付加価値の高い製品を多くの人々が
享受できるようになるためには
「すべての人々が豊かになる」必要がある。
では、どうしたらそうなるのか?

たとえば、こういう発想で思考し行動すること。
そのための目標、指針が、SDGsであって、
世界を変えていくための視線、観点であると
いうことなのだろう、と今は思っています。

    *    *    *

そういうことを知ることができたことも
大きな収穫でしたが、いま現在の自分に
最も響いたことがありました。
このセミナーを聴講してほんとによかったと
感じたのは、このあたり。

このあたりを聴くことができたことで、
自分が今後進んでいきたい道や考えかたへ
勇気をもらえたような気がする。
自信を持って進んでみようと思えました。

 「思いのある誰もが動き出せる
  新しい仕事を生み出せる社会へ」

 すぐにお金にはならないけれど、
 あるいは大きく儲かりはしないけれど、
 社会に必要不可欠なことをどのように
 立ち上げて
収入を得られるように
 
取り組んでいけるのか?

 自力ですべてを、とがんばることも悪くない。
 しかし、如何にして周りの人に助けを求めて、
 支援をして
もらうのか。
 
それを考えて行動することも同じくらい大切。

 地域になにか役立ちたい!という思い
 持つ人や、起業したい人を、
 如何に地域の人々が支えるのか?

 思いを持つ人と、支える人。
 双方が協働して支え合うコミュニティづくりが
 いま、これから、求められている。

 「誰ひとり取り残されない
  状況(世界)をつくる」

 2030年に向けて、どのように世界が
 変わっていくか、世界を変えていくか?

 自分たちが取り組んでいる活動が
 SDGsの掲げることに合致しているか、と
 いうことではなくて「いま現在のリスク、
 将来の機会をどうとらえるか」という
 問題認識こそが本質であるということ。

 今、問われているのは

 ・変化を後追いするのか?
 ・変化を生み出すのか?

 ビジネスには世界を変える独自の力がある。
 (政府手動というのは案外アテにならない)

 何が最終的な(正しい)答えなのかは
 誰もわからないような問題を如何に考えて
 行動し続けていくか。 

 たとえば環境問題。
 答えや結果が分かってから動き出しても遅い!
 (結果によっては取り返しがつかない)

 こういう問題には、
 答えが見えてから動くのではなく、
 中長期的なリスクや機会を把握して
 動けるかどうかが問われている。

 そのためのカギとなるのが

  ・コミュニケーション
  ・対応力、適応力

 ひとりひとりがなにができるのか?を
 ひとりひとりが考えること。

    *    *    *

答えや結果が分かってから
動き出しても遅い!

わかっているくらいなら、そもそも、
問題も起こるはずもないし、悩みもしない。

現実をしっかりと見つめて、
ひとりだけで解決しようとがんばりすぎずに
周囲と協働して、変化を生み出していく。

ともかくも動く、やってみる、という力は、
そんなトライアンドエラーを恐れないこと、
認め合いながら、コツコツと進むこと。
そういう意気込み。

それが、もらえた勇気の中身、なのでした。

   *    *    *

JAIST(ジャイスト)とは、
北陸先端科学技術大学院大学」の略称です。
この大学自体は石川県能美市にあるのですが、
金沢駅前の日航ホテルに隣接する複合商業施設
「ポルテ金沢」に、やや小規模な研修スペースが
金沢駅前オフィスとして設けられています。

JAIST社会人セミナーは、
ここで、毎月後半の水曜日に開催されています。
事前の申し込みが必要ですが、受講にあたっての
前提知識や資格のようなものは特にありません
誰でも無料で参加することができます。

「地域人材育成セミナー」という別名のとおり、
ここでの学びを、地元に、身近に展開して
実践していくことで、地域の活性化に寄与する
ことが主な目的ではありますけども...

www.social-jaist.com

あまり敷居が高いものと捉えることはありません。
30代・40代ではなくてもOKです。

毎月後半あるいは月末の、
水曜日の夕刻から夜にかけて。
敷居の高い教育機関が提供する、
気軽に参加できる学びの場。

そこでひとときを過ごして
学び楽しむのもなかなかいいものです。
人脈の広がりも期待できます。

まずはゆるゆると、試しに如何でしょう?

 f:id:rcs4naruki:20180422080648j:plain