Naruki.K's Radio Head

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2017/10/13 ランチタイムコンサート 和楽器+ハープ

石川県立音楽堂の名物のひとつ?
ワンコインでお気軽にいい演奏を楽しめる、お昼どきのミニコンサート
「ランチタイムコンサート」へ足を運ぶのは3度目になりました。

今回は、和楽器とハープです。
東洋の響きと西洋の響きが調和して、新たな独特の感触を醸し出す。

今年5月のクラシック音楽のお祭り「風と緑の楽都音楽祭」でも、
そのような有料公演・無料公演がいくつも企画されていました。
そんな「異文化の融合」系の公演に特に注目して観に行きましたが、
ランチタイムコンサートでもまたそんな雰囲気を味わえるということで
とても楽しみにしていました。

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フライヤーにお目見えしている3人の地元の演奏家
藤舎(とうしゃ)眞衣さん、望月太満衛(たまえ)さん、上田智子さん。
「風と緑の楽都音楽祭」で、この日のはじめに上田さんの演奏を、
その次の公演で藤舎さんと望月さんの演奏を味わったのでした。

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入場時に手渡されたプログラムを開いてみると、今回は
和楽器のレパートリーが中心のようだな、という内容。

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当日のお昼、石川県立音楽堂で。
コンサートホールのある2階へ向かいます。
音楽祭の「あいつ」はすっかりお馴染みのキャラとして存在してます笑。

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平日の昼間に何百人もの観客。
クラシックの王道ではない内容であっても、これだけの数の人々が
訪れているということがすごいし、地元のいち音楽ファンとしては
とても嬉しく、誇らしく感じるところです。

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はじめの2曲「三番叟(さんばんそう)」と「猩々(しょうじょう)」。
ここでは、金沢の邦楽の響きそのものの魅力が味わえました。
「三番叟」は、五穀豊穣を祈る曲。
「猩々」は、酒盛りの楽しさを表現した曲。
藤舎眞衣さんを中心とした横笛の鋭い響きの魅力を存分に楽しみました。

引き続き、横笛とハープのコラボで3曲。
アメイジング・グレイス」「糸(中島みゆきさんの名曲)」では
穏やかにしっとりと。
「六段の調(しらべ)」では、横笛とハープのスリリングな対決を。

4月に初めて上田さんのコンサートで聴いた、ハープのための曲
「六段」の一節をまた聴くことができたのがとても嬉しかった!
ハープから発する意外な、エキサイティングな、東洋的な響き。
横笛の絡みが加わってさらに刺激的な感触が強まっていました。
すごくよかったですね!こういうのが大好きです。

「六段」横笛とのコラボで全編聴けたらどんなにすごいことに
なるかと...

その後は「獅子」で、望月さんのお囃子と藤舎さんの横笛を堪能。
とても活き活きとした太鼓と笛の響きを感じました。
普段から聴き慣れてはいないけれど、それだけに響きを味わえること
それ自体が新鮮。お気軽に味わえるからこそ、変に構えることなく
リラックスして楽しめる感覚にもつながります。

最後は全員揃って「祭花二番」。
とても華やかで雅やかな、東洋と西洋、それぞれの響きの融合。
すべての楽器がそれぞれの魅力を引き出し合っていたように思います。
ここでしか聴けない響き。見事でした。感激しました。

かたや邦楽。かたやクラシック音楽
それぞれがそれぞれの伝統を頑なに守る世界のように思われますが
両者がこれほどまでに融和するこの柔軟性が非常に素晴らしくて、
そんな音楽家が地元で地道に活動されている。
ほんとうに幸せなことです。

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最高に気分が晴れ渡りました。外も見事な晴れ渡りぶり。
こんな清々しさの余韻に浸りつつ、夜にジャズを聴きに行くべく
福井の武生へ向かって出発したのでした。

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音楽堂の建物の側面にある彫刻。
なんと中学時代の美術の先生の作品!であることに
このときはじめて気がつきました。

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地元の人々によって守られ、革新されていく文化。
そういうものに気軽に触れられる時代と場所に居られる幸運に、
文化の味わいと潤いをもたらしてくださる芸術家の方々に感謝。

 

ランチタイムコンサート。
前回は、全国的にも著名な作曲家「青島広志さん」が来られました。
地元のクラシック演奏家の演奏や歌唱も魅力的でしたよ!

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はじめて行ったランチタイムコンサートはこちらでした。
中国出身・金沢在住の二胡奏者「李彩霞さん」。大ファンです。
このコンサートで、上田さんがハープで伴奏を務めていました。

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上田智子さんの演奏にはじめてじっくり触れたのはこのときでした。
素晴らしいひとときでした。

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