Naruki.K's Radio Head

Transmitter! Picking up something good. Hey! Radio head! The sound...of a brand-new world♪

『色』と『時間』の話で揺り起こされた『感覚と記憶の波』

『色』と『時間』の秘密を探ろう
......と銘打たれた、なにやらミステリアスな響きのするセミナーが、
金沢市内の「ゆるゆる昼活」なるコミュニティのイベントとして
企画されていたところへ参加してみました。

 イベント告知より:

  色も時間も使い方次第。
  その鍵は、実はひとりひとりの”意識”に大きく関わっています。

  色と時間の概念を、今までとほんの少し違う角度で見ることで
  新しくて、面白い世界が広がります。
  「これまで」から「これから」へ。

f:id:rcs4naruki:20171010185211j:plain f:id:rcs4naruki:20171010185651j:plain

今まで自分自身としては、おそらく、「色」についての関心が特別に
強いということはなかったと思います。
ですが、ごくごくたまに服・靴・カバンなど、身に着けるものなんかを
買うときには、どの色にするかを相当気にする傾向はありました。
クルマ、スマホ、パソコンなどを購入するときも、第一優先にはしないに
しても色を重要な要素として選びますし、パソコンなどの画面の色設定を
変えたりすることもよくありますので、そこそこ意識してはいます。

子どもの頃から、絵を描いたり色を塗ったりという習慣も特にありません。
最近、近所のカフェでイベントを開催するようになって、フライヤーなどを
作るときに色使いを気にするようになってきたくらいでしょうか。
色使いを気にすると言っても、裏付けになる知識などはなくて、完全に
感覚だけでやってきたようなものですが...。

それでも最近、色に対する意識や感覚が変わったきっかけがありました。
先月にはじめて参加した「らくがき」イベント。
このときに、何をともなく思いのままに色を選び、描き、塗り広げた
体験があまりにも鮮烈で、「絵を描く」「色を塗る」ということに
俄然興味が湧き起こってきたところでした。

rcs4naruki.hatenablog.com

「色」の持つ意味や、選ぶときの意識や心理。
「色」が、自分自身や見る人にもたらす効果。
「色は人にどう作用するのか、どんな影響を及ぼすのか」を知ることが
できるかもという好奇心に従って、参加の申し込みをしたのでした。

場所は、金沢市の中心部から内灘町方面へ北上する大通りの
そのちょうど中間あたりにある喫茶&ギャラリー「さんさんごご」。
一軒家の喫茶の中に設えてある貸しギャラリースペースを使って
開催されました。
「ゆるゆる昼活」へ参加するのも、「さんさんごご」へ足を運ぶのも
どちらもはじめてです。

講師は金場(かなば)弘枝さん。
富山県のカラーコンサルティングサロン「五色空間(いいくうかん)」
の代表で、ここを拠点として、色彩や時間に関する講師業や
コンサルティング業を営まれているとのことです。

開始時刻ギリギリに到着して入りましたら、最後に残っていた席が、
金場さんのプレゼン用パソコンのド真ん前。
図らずも至近距離で講義を受けることに相成ってしまいました。

金場さんより写真をご提供頂きました。

f:id:rcs4naruki:20171010185327j:plain

 

講義の内容は色についてのお話がメインでした。
「色」は、人間の目で視覚的に感知することができる「波」の一部分。
色によって波の強さが変わるので、人間に与える影響も色によって
異なってくる。

 自分が選択する色は「自分が共振する波長」であって、
 いまの自分のエネルギーそのものであるということ。
 自分に向き合うための手段・ツールとして「色」を活用すること。

 その違いをうまく自分に取り込むことで、気持ちや生活の質を
 高めることもできるし、行動も雰囲気も、人生までも変わり得る。

曲がりなりにも一応、理工系の教育を受けてきた自分には、このような
物理的な側面から入っていくアプローチがとてもよく腑に落ちました。
それ以降の、色が人にもたらす効果のあたりのお話もさらりと頭の中に
入ってきて、納得がいくものでした。

思えば、音も、電波も、赤外線も、可視光も、紫外線も、放射線も、
人が感知できるものもできないものも、すべてひとつの連続的な「波」。

f:id:rcs4naruki:20171010191330p:plain
出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)

人の目に見えるのは、ほんのごくごく狭い一部だけ。
であるならば、「波長が合う」「波動を感じる」という言い回しの
指すものまでも、たちどころに理解できてきたというものです。
おもしろいものだなあ、と...。

 

時間については、現在普及している12月の暦が、人間社会の都合に
合わせた人工的で不自然なリズムであること、それとは異なった、
自然の生体リズムに沿った28日周期の13月の暦があることが
紹介されました。

その部分の講義を聴きながら「12」と「13」の数字の関連性に
いろいろと思いを馳せてしまっていました。

 現在普及している暦の月の単位は12
 従って占星術の星座も12
 干支も12

 小さい頃に手にした色鉛筆や絵の具は12色セット
 西洋音楽の音階も12分割

 「12」の次、ひとつ先にある「13」番目のなにか。
 新しい世界の、あるいは、人間のみ忘れ去ってしまった
 もともとのなにか。

数年前に聴いたこの「13」という歌が、どうしてずっと心に強烈に
残り続けているのか、自分の想像を遥かに超えた、もっともっと強い
なにかしらの力(波動なのでしょうか?)が潜在している気がして、
ちょっと身震いがするようです。それも心地よい身震い。

 「誰のためとか 自分のためとか そんなこと
  どうでもいいの 只いっさいは繋がるの 繋がるの」

 描きます 13色の夢を どんな夢だろう
 変わります 何かは変わります
 向かっているわけだから「あたしに触って」

rcs4naruki.hatenablog.com

 

1時間あまりの講義が終わって、引き続きランチタイムへ。
美味しいランチを味わいながら、金場さんや参加者の方との親睦を。
食事をともにするというのはとてもいいものですね。

ランチの後には、色を読み解くレクチャータイム。
参加者がひとつずつ選んだ色の意味と、その色を選んだ潜在的な意識を
金場さんが読み解いて解説していくひとときへ。

自分の番では、身に着けるものや日常的に使う道具に「赤」を好んで
選ぼうとすること、たった今この場で色を見たときには「緑」に
いちばん目を惹かれたことを伝えてみると...

金場さんのコメントを聴くに連れて、「赤」と「緑」それぞれの色が
暗示するところが、いま現在の自分の心境や境遇に見事に合致している
ことにものすごく驚きました。

そして、「赤」と「緑」は、補色の関係にある色同士。
(補色:互いの色を最も目立たせる色の組み合わせ)
まったく違うけれども、同時に強い関連性があるということも。

「赤」は活動へのスイッチ。「緑」は変化のチャンス。
いま抱いている思いをより強くする勇気が高まるのを感じました。
自分の直感。進むべき流れを察知する感覚。
それを信頼することは決して間違いではないのだという自信も
強まったような高まりも、ひしひしと。

f:id:rcs4naruki:20171010185700j:plain

 

思えば、10年ちょっと前に自宅を建てたとき。
室内の壁を仕上げる珪藻土の色やテクスチャーを決めるために、
素材サンプルを手にしながらあれこれ考えていたことがありました。
かなり悩んだ挙句、すべての壁を「白」にして平らに仕上げたのですが、
部屋に差し込む光や、家具や道具のあらゆる色を、ありのまま正確に
感じ取りたかったからだったんだということを思い出しました。

黒やグレーばかりを選んでいた時期と、現在の心境や意識の違い。
結果的に選ぶ色の違いに如実に表れていることも、このひとときに
ひしひしと感じたのでした。

ひとの心やパーソナリティーを推しはかる要素としての「色」。
そんな視点をもっていくこと。なんだかおもしろくなってきました。

間もなくスタートを切るこころの学びにも、
これからつながっていくだろうか...?