Naruki.K's Radio Head

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レディー・ガガが線維筋痛症を罹患していたというニュースを知って

レディー・ガガ、活動を休止。
繊維筋痛症」という難病に罹患していたとのこと。

www.huffingtonpost.jp

いい曲だと思う歌はあるにしても、特にファンというわけでもなく
歌手としての活動やパフォーマンスにも、言動にも関心はないけれど、
このニュースはやけに気になった。そして少しばかり考えた。

同じ病を抱えているネット友が2人いる。

 

ひとりは8年ほど前に発症したとのこと。
現在は病状はかなり改善していて、通常の生活には特に支障もなく、
外出して街へ出たり軽い運動をしたりなどの活動を楽しむことが
できているという。
というか、ネット越しにやり取りをしている限りでは、かなり活発に
外に出ることを楽しむアクティブな方だとばかり思っていた。
そんな難病を持病として抱えていることを聞かされるまでは。

この方とは実際に会ったことがある。
ほんの1,2時間ばかりお茶や軽い食事をしながら雑談を交わす分には
特に重い持病のない健康な人との区別は全くつかない。表情も明るい。
定期的な通院と投薬はしているものの、現在は通常の生活に困るほどの
症状は出ていないはとのこと。寛解に至っているということなのだろう。

この方は公の発信手段を持っていないが、ネットを通じて知り合った
友人知人の中では最も交流が長く続いている、大切な人。

 

もうひとりは、現在もかなり重い症状に悩まされているようで、
ブログなどへの登場は不定期。
ときどき症状が軽くなったときにだけ、その限られた短い時間で
ブログの更新や外出などの活動をしていることが窺い知れるくらい。

この方とは会ったことはないので直接的に様子はわからない。
おそらく、生活に支障を来すほどの辛い症状に悩まされる時間のほうが
多いのだろう。それでも、ときどきブログなどで発信する内容は
シンプルで明るく、常に希望に満ちている。

この方は、非常にありがたいことに(また非常に不思議なことに)、
このブログの大ファンでいてくださっている。

ameblo.jp

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線維筋痛症

その症状は、ニュースですぐに見られる程度の内容、それと、先の
おふたかたからそれぞれ少しばかり聞かせてもらえた話の範囲でしか
今は知らないけれど、症状が重いときは生活や社会的活動そのものが
極めて困難になるそうだ。
この病気の詳しい情報は数多あるはずなので、ここでは触れない。

罹った病気はまったく違うが、自分も、長く社会生活に支障を来たした。
こちらはメンタル系の疾患。
身体的な異常は全くなかったので、先のおふたかたやガガが体感した
(している)感覚とは当然同じであるはずもないけれど。

傍目からは健康な人との区別がまったくつかない病に悩まされて、
その症状によって、生活や社会的活動が困難になった時期が極めて
長く続いたことは、ふたりめの方と共通しているし、
奇しくも発症した時期がほぼ同じ、現在は寛解していて特に支障なく
生活や活動ができているものの、今なお通院と投薬を定期的に
継続していることは、ひとりめの方と共通している。

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そんな自分も含めておおかたの人々は、見知らぬ人や、自分に近しい
わけでもない人が病に伏したとしても、その病のことを掘り下げて
知るほどの関心を持つには至らないだろう。
有名人や自分に近しい人が、あるいは自分自身が病にかかって
はじめてその病のことに深く関心を持ちはじめることだろう。

それでいいと思う。しかたがない。

それでもなんらかのきっかけで、少しずつ、病気のことを知って
いくこと。渦中にある(あった)患者さんの感覚や実情を想像して
共有すること。
そして、早くの完治を、せめて寛解を祈ること。
それがいちばん幸せなお見舞い。

精神疾患のひとつふたつは当事者経験から理解できるようになった。
当事者としての経験がない疾患のことも、その感覚や実情をより深く
共有できるように、想像力を働かせて、理解しようとする努力を。

このニュースは、自分には、そういうきっかけになりつつある。