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雑談はスキルだ!~話し方・聞き方講座

普段、なにげなく、なんとなくしている「ような気がする」雑談。
特に決まった話題や目的があるわけでもない場の、他愛のない会話、世間話。

 あたしゃ案外、できません!

話が続かなくて間が保たない、あるいは会話のきっかけがつかめない。
そういうことがよくあります。
大勢の人がいる飲み会(禁酒中ですけども参加することがないでもない)、
そういう場ではあまり自分の話はしませんし、特に立食パーティー、
ああいう場ではろくろく会話の輪に入れない!てんで苦手。
できる限り避けて脇を歩いて生きてきました笑笑。

まあ、立食パーティーを得意にしたくてというわけではありませんが、
もっと広い意味で、そもそも「雑談」ってどういうものなのだっけか?
その本質がわかれば、会話もよりスムーズにできるというものでは?

そんなわけで、参加してみました。「雑談スキル」のセミナー。

 『人生を変える雑談スキル~話し方・聞き方講座~』

主催は「朝活@金沢」というコミュニティ。
(このセミナーの開催を通じてコミュニティの存在をはじめて知りました)
講師は心理カウンセラーの鈴木雅幸さん。こういう著書を出されています。

感情は「5秒」で整えられる  一流ビジネスマンが実践 仕事はメンタルで決まる!

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ふたたび暑くなってきた休日の午後。
会場の「石川県女性センター」へ向かいました。
金沢市中央郵便局の近くです。
この日は、午前中に金沢駅の東寄りにあるお寺でオテラートの仏教講座を
聴講、その後に引き続き、金沢駅の西寄りへ歩いていったのでした。

鈴木さんの、歯切れのよい柔和な講義。
その立ち振舞いだけでも話しかたの参考になる感じですが、
講義で語られていたのはおおよそこういう内容でした。

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雑談が苦手な人たちの証言(心理)

 多くの証言が紹介されました。どれも、確かに...と思うところあること。
 昨今、人見知りをだいぶ克服できたワタクシ。
 それでも未だひしひしと感じるのは、

 ・会話が上手い人と自分を比べて落ち込んでしまう。
 ・自分の知らない話になると、どう会話していいのかわからない。
 ・自分が会話にはいるきっかけがつかめない。
  (盛り上がりの輪に入れない。1:多数、のように感じてしまう)
 ・飲み会、交流会で、一人になる瞬間が嫌だ。
  (昼休みや休み時間ですら苦手、苦痛という人も居るとか...)

自己肯定感が低くなる要因

 鈴木さんのカウンセリング経験を踏まえて、雑談の会話~自己表現が
 おぼつかなくなる要因が端的に解説されました。
 要因はいろいろとありますが、ここに集約されるように感じました。

 「自分の気持ちを大事にされる(わかちあってもらう)経験の不足」

 わたしたちは普段から、小さい頃から、わたしたちの都合を大切に
 されるようでありながら、都合を言ったら言ったで反故にされる
 いわば「大人の事情」「親の立場からの発想による論理や都合」、
 そういう強者の思惑を押し付けられる経験を重ねてきて成長して
 きたように思います。
 それで「何を言ってもきいてもらえない」という、無力な気持ちが
 根付いてしまう。

 雑談がテーマの講義ですが、意外と人間の根深い問題があることを
 感じた、現実を知るという意味でとても心に響いたところでした。

 わたしたちはほんとうに相手を尊重できているのか?
 ここから問い直すところから始めないといけないのかと...

雑談スキル習得に向けて

 自分よりも相手のことを想うこと。相手をもてなす感覚で行くとよい。
 自意識によって自分のことが頭をよぎると、途端に相手の話が入らなくなる。
 数秒間でも相手の話が抜け落ちると、その先に会話が返せなくなる。

 ・相手に強い関心を向ける。とにかく強く。聞き漏らさない。
  一言半句(一言一句というレベル以上に!)正確に聞く集中力をもつ。
   →それこそ外国語をリスニングするときの如く、気を抜かないこと。

 ・自分が知らない話こそ真剣に聞く。
   →もっと知りたい!それってどういうこと?と、わかりたい姿勢を。
   →相手の趣味嗜好や人となりを知るチャンスでもある。

 ・表面的な会話を軽視しない。それもまた人間関係には大切なもの。
   →考えてみたらそうです。
    必要事項のみ伝える事務的な態度だけでは人間関係は築けない。

 ・会話の流れをしっかり押さえる。理解する。相手の様子の観察も大事。
   →相手の言うこと、流れ。それをしっかり理解できていれば、
    返す言葉、適切な「間」は自ずと浮かんでくる

 当然ながら「非言語コミュニケーション」口調、表情、身振りなどからも
 相手を感じ取ることも重要。

 ネット上での、LINEやメッセンジャーアプリなどを用いた「チャット」で
 リアルタイム性のある雑談をしていて、相手を察する難しさを感じると
 いうことはとてもありがちな話ですが、その難しさとは、こういう
 「非言語コミュニケーション」を窺い知れないところが、会話を続けて
 いる
うちにいつの間にか意識から抜け落ちてしまうところにあるのでしょう。
 言葉で内容はわかっても、非言語に現れる感情や「空気」はわからない。
 そんなことも連想したひとときでした。

「集団会話」を楽しむ秘訣

 輪になってボールを打ち合う「バレーボール」と同じである!
 いつボール(話題)が自分のところに飛んできても良いように
 常にレシーブ体勢を維持する(聞き続ける)

 話の流れを常に押さえて聞いていたら、いつでも即応(レシーブ)
 できる。とにかくきくことであると。
 それによってお互いになにかを分かち合えたという感覚を得ることで、
 もっとコミュニケーションをしたくなる。

 「話せないから会話ができない」のではなく
 「聞けてないから話せない」

 ここはとてもインパクトがありました。
 聞いてなければ話せもしない。ボールが見えてなければ受け返せない。
 そういうことなのだと意識が変わった瞬間でした。

雑談が上手になるには

 一番大切なのは「反射神経」「思い」! パッと反応できること。
 上達したい!という強い思い。スポーツの技量習得と同じ
 実際に練習して、本番で試行錯誤して、振り返る。時には指導も受ける。

  最初は意識してもなかなかできない
   ↓
  意識すれば少しできるようになる
   ↓
  やがて無意識にできるようになる

 技能を身につけるには「基本の反復」。それと同じであるということ。
 だからこそ「スキル」なのだと。

 鈴木さんはドラッカーの言葉も紹介してくださいました。
 「習得・習熟とは、単純なことを嫌になるほど繰り返すこと。
  できるようになるまで繰り返すこと」

 

言われてみたらそうです。
話がおもしろい人というのは「反射神経」が鋭い。
そして、相手をよく観察できている。「視点」「視野」が広い。

それは、持って生まれた資質ではなくて、身につけられる「スキル」。
人との関わり、ものごととの関わり。
それらを繰り返すことによって、鍛えて上手になれるもの。

そういうことであると理解できて、ほんとうによかったです。

 

講座終了後は、金沢港近く、古くから醤油の醸造で有名な大野地区へ
向かって「醤油ソフト」をいただきながら、鈴木さんを囲んで雑談。
これもまた貴重なひとときでした。
ワタクシの雑談はまずまずだった、と思いますよ...おそらく笑

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この日の講座参加は(もっと言うとさらに数日前も含めて)、
ワタクシにとって大きな節目になりました。

来月から受講することにした心理カウンセリングコースの提供元である
法人の代表さんが、この日の講座に参加されていました。
(その法人でときどきカードカウンセリングをされている方も
 参加していました)
講座が終わったあと、代表さんへその場でコースの申込書を手渡して、
カウンセリングする側の学びを始める第一歩を歩みはじめました。

鈴木さんも、この法人、そして代表さん・理事さんの理念に共感された
とのことで、ますます心強くなりました。

さらに...
この講義の場でたまたま隣りの席に座って、ワークも一緒に実施した
女性がこころのケアに関する仕事をされたいという志を持っており、
少し前に前記の法人を訪れたこともあるというお話を伺いました。
自分の方はこれからコースを受ける立場であるという会話を交わして
それぞれ歩む道へ向けて学び、よい影響を与え合いましょうという
奇遇にもそんな貴重な出逢いが訪れた感激がありました。

さらにさらに...
この講座の数日前、栃木への業務出張から引き続いて、東京へ研修に
行きました。
その研修の内容が「エゴグラムによるコミュニケーション」がテーマ。
これから受講するカウンセリングコースの一部にも相通じる研修内容で、
今の自分には非常に有意義であったこともさることながら、
研修が終わったあと、講師さんから貴重なお話を伺うことができました。

この研修を受講すると決めた5月の時点では、これほどのつながりが
後に自分にやってくるとはまったく想像だにせず...できるわけもなく...。

この日の雑談スキルの講座。
これから受講していくコースとその法人のこと。
数日前の東京での研修。
もともとはすべてになんらかの関連性があるとはまったく思っていなかった
にも関わらず、フタを開けてみたら、自分にはすべてがつながっていたと
いうこと。

偶然にしては、そうでなくともちょっと出来過ぎた話のようです。
ほんとうに驚くべきこと。

自分がした選択、その方向性へ一気に追い風が吹きだした感があります。
自信を持って進んでいこうと思います。