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マインドフルネスと『時間』の再考察~オテラート仏教講座

金沢のまちなかを中心とした各地のお寺で開催されていた
アートイベント「oterart・オテラート金澤2017」。

その一環で開催された仏教講座へ参加してみました。

 バイヤー先生の仏教講座
 「今ここに生きるーマインドフルネスと『時間』の再考察」

ドイツ出身の、金沢星稜大学准教授であるバイヤー・アヒムさんによる
金沢星稜大学が毎月開催している土曜講座のひとクラスでした。
このクラスだけ、オテラートの一環として、特別にお寺の本堂で
講義をするということでした。

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金沢駅兼六園口(東口)、もてなしドームと鼓門の下を通って
東の方向へ徒歩約10分先にあるお寺「廣誓寺」へ向かいました。

もてなしドームと鼓門。

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お寺近く。浅野川を渡ります。

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廣誓寺。昔ながらの狭く、多少曲がりくねった路地沿いにあります。

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講座受講者はここから入っていきます。

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会場に入りましたらば、先日、別のお寺で開催された
坐禅とマインドフルヨガの体験クラスでインストラクターを務めた
M YOGAのMayumiさんが受け付けをされていました。
Mayumiさんはオテラートの実行委員をされていたとのこと。

rcs4naruki.hatenablog.com

 

講義はスクリーンに映し出された資料をベースに進みましたが、
なんともまあ、難しい用語が多く出てきて、すべての意味を
把握することはできませんでした。
ついこないだ仏教勉強サークルで学び始めたばかりの自分には
ハードルが高かったです(汗)

ですが、それでも、なるほどと自分なりの理解ができたところも
ありました。その部分だけかいつまんで取り上げてみます。

 

 マインドフルネスでは「今ここに生きる」と言われるが、
 過去や未来を全く意識しないかというと、そうでもない。

 仏教における「時間」のとらえかた:
  主観的な時間
   自分が消費している、自ら活動している、自分の時間
  客観的な時間
   自分とは関係なく、過ぎゆく時間
  時間の内
   今を体感している時間
  時間の外
   今に至るまでを計算(計画)した時間

 現代心理学で言われる「六種類の時間志向」:
  1.過去否定型
    過去に現在の失敗や不幸の原因があると考えること
  2.過去肯定型
    過去の失敗は勉強になる、これからの糧になると考えること
  3.現在宿命論型
    現在の状況は、自分の自由な選択の結果ではない
    過去の周囲の事情から生じたものであって、
    それ故に現在の状況は止むを得ないと考えること
    いわば「神の思し召し」
  4.現在快楽型
    現在の快楽に向かって、今の時間を楽しむように考えること
    (やりすぎると危険。依存症を誘発する)
  5.未来型
    現在の快楽や苦難よりも、行動の将来的な見通しが必要と考えること
  6.超越未来型
    思考が、宗教的な目的や死後の世界に向かうこと

  さらにもう一つあるという説
  「全体的な現在」
    過去や未来を現在へ内包して、今の瞬間も大切と考えること

 フォーカス:
  フロー(時間を忘れる。日常的な仕事の中で集中して没頭する)の
  状態へ自分を持っていくには、以下の3つを意識する。
   1.自己を知る
   2.他者を読む
   3.もっと大きな文脈で見る

 仏教が説く「幸せ」への道:
  中道であること。両極端を避けること。
  三界の苦を認めること。
  貪欲を超えること。
  四諦(したい)を把握すること。
  慈悲の心・知恵を出すこと。

 

時間のとらえかた、時間志向のところ。
ここは、自分の時間の捉えかたとしてどれを採るか、どれを捨てるかと
いうことではなく、このような『時間』が現に存在すること、
マインドフルネス「今ここに生きること」とは、これらをすべて踏まえて
自分自身を明らかにしていくことなのではないか、というふうに、
ワタクシは解釈しました。

少し前に、仏教勉強サークルで話されていた「三世因果の教え」。
ここでは「過去も未来も、すべて『今』の自分の意識の中に在る」ため
すべての解釈を大切にすることを説かれていました。
この講座で、その中身をもっと細かく具体的に知ることができたように
思われました。

rcs4naruki.hatenablog.com

 

フォーカス。
ここは、時間を大切に使うために意識することを説かれたのだと思います。
ここでも、先日別のところで受講した講座「ゆらっく」で解説されていた
「ゆがみんレンズ」に「PRP法」。
それに相通じるところがあるように感じられました。

そうして出てきた反応や感情には、心をかき乱すようなものがあります…
ということで、そんな感情に対処する「PRP法」の解説に続きます。
1)自分が人間であることを許す......Permission
  起こった出来事とそのときに感じた感情をあるがままに認める。
  必要な時間をかけて(時間の長短は問わない)率直に書き出す、
  あるいははっきりとイメージする。
2)状況を再構築する........................Reconstruction
  出来事の見かたを変えて、メリットを見い出してみる。
3)より広い視野から見る.................Perspective
  大きなスケールで考えてみる。3か月後の状況は、1年後は...など。

ゆがみんレンズを意識してみよう~Salon「ゆらっく」 - Naruki.K's Radio Head

 

「幸せ」への道。
中道であること、貪欲を避けること。
この辺りはかなり以前に見知ったことがありました。
「三界の苦」「四諦(したい)」この辺りの言葉は、この講座の中では
理解するに至りませんでした。
ここはこれから勉強していってみようと思います。

 

最近、まったく別の講座で見聞きしたことがらと相通じるところがあった。
さすがにそれは想定していませんでした。驚きですね!

この日の会場である廣誓寺は曹洞宗のお寺です。
一方、仏教勉強サークルの講義では浄土真宗がベースになっています。
今の自分には、拠りどころをどちらへという択一ができるほどの知識は
ありませんが、それぞれに学ぶところ、得るところはあります。
そんなふうに「自分に取り入れられそうなところ」を吸収していけば
いいな、そのように思いました。