Naruki.K's Radio Head

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自分にとってのベストとは~Salon「ゆらっく」

梅雨の大雨から一夜明けたちょっと蒸し暑い晴天の休日の午前。
「ゆらっく」と称するセミナーシリーズをはじめて受講してみました。

場所は、石川県庁と金沢港の間あたりにある小さなコミュニティセンター
「シェアマインド金沢」。
先月、カフェ・パステルアート体験・オラクルカードリーディングの
三つ巴コラボイベントが開催されたときに初めて出向いた場所です。

rcs4naruki.hatenablog.com

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今回は同じ場所で1時間半ほどのセミナーの受講でした。
この「ゆらっく」という講座は、この場所で定期的に開催されているようで、
シェアマインド金沢のイベント情報をざーっと見ているときに見つけました。

 ゆらっく:『あなた(You)』が、『楽に』なれる場所

今回のテーマは「自分にとってのベストとは」ということで、
先月に金沢のあるちいさな町家で受講した「自己肯定感」のセミナーにも
相通じるものがあると直感したことと、「自分の理想に対する満足感」の
とらえどころについてなんらかの気づきがあるかも知れないという思いから
参加の申請をしました。

 

で...参加の申請を出したしばらく後に、

 「女性のためのエンパワーとセルフディフェンス Wen-Do Japan」

の代表の方が主催、講師をなさるという情報が目に入りました。
マズいかな...?とも思いましたが、程なくしてその方「ゆいさん」から
講座日程の案内が届きました。
男子禁制ではなかったようです。ホッとした...。

当日、室内に入って、前回のイベントが開催された部屋とは
別のスペースへ案内いただきました。
この日の参加者は4名。3名が女性。男性はワタクシひとりだけ。
うち1名が、ここ「シェアマインド金沢」のオーナーである「かよさん」。
ごあいさつのときに、前回のイベントでとても心地よいひとときを
過ごせたことを伝えることができました。
オーナーさんにお会いしてお礼を言うことができて嬉しかったですね。

 

開始時刻になり、はじまりました。ゆらっく。

 『自分としっかり共にいる』
 『自分の声に耳を傾ける』
 『自分とゆっくり対話する』

そんな時間を過ごす場である、という講座です。

セルフディフェンスから派生した「いろんなパワーに対する心的防御」として

 「日頃の自分の心持ちを整理する」
 「自分の内なる声に耳を向けて、自分の思いや感覚を大切にすること」

それが日頃のセルフケアとしてスムーズにできるようになるための
セミナーでもあるのかな、と自分流に解釈しつつ取り組んでみました。

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最初に「チェックイン」を行いました。
いろいろな問いが書かれているカードを1枚引いて、
その問いに対する自分の気持ちや感覚を言い表してみる。
ここは、自分に向き合うためのウォーミングアップといったところでしょう。

 

引き続き「マインドフルネス」に入ります。
自分の心地好い場所・姿勢をとって、リラックスして自分の身体感覚や
内面に集中していきます。講師のゆいさんからのステップのガイドに沿って
およそ10分ほどの間、自分のからだの声を聴き、こころの声を聴きます。
そこだけに集中していくというわけです。
瞑想のステップを具体的に体験したのはこれがはじめてでした。
ガイドがあったおかげか、途中で集中が途切れることはありませんでした。

終わったあと、ひとりずつ感覚を振り返りつつ話していきます。
この間に自分自身が感じた感覚はこうでした。
(瞑想の途中で感じたことや思い浮かんだことを
 その都度メモにとったりは、ここではしません。
 瞑想が終わったときに残った感覚を大切にする、とのことです)

  •  身体的な違和感や特別な感覚は全くなく、ただただリラックス。
  •  聴覚だけはかなり敏感に。
     部屋に響く時計の秒針の音、エアコンの静かな作動音。
     リズムを刻む心地よい音に感じられ、背後に「静寂の音」すら感じた。
  •  ここ最近体験したよいこと、よくないこと。両方が思い出された。
     よくないことにフタをしてはダメで、見つめなければならないけども
     「よいことは8割・よくないことは2割の重みで」意識することが、
     最もバランスの取れた自己認識のかたちのように感じられてきた。

そういうことを話すと、なんと、これ以降のテーマワークで、
まさに8:2のバランスへの言及が出てくるとのこと!
ビックリしました...

 

で、その「メインのテーマワーク」ですよ。
まずは「自分にとってのベストとは何か?」を全員で考えていきます。
『完璧主義』とは異なる、『最善主義』であることへの意識づけ。
「80対20の法則(パレートの法則)」に基づいて
自分にとってベスト(=最善)であるものごとの捉えかたをすること、
「最善」を意識することで、失敗も現実の一部として受け入れること、
そのようなことを改めて認識しました。

 完璧主義と最善主義の対比の一例(左:完璧主義・右:最善主義)。

  【自意識の差】
   自分の意識だけに閉じる ←→ 他者の意識に目を向ける
  【時間軸の差】
   今ここ ←→ 後でもよし・つぎでも良し
  【空間の捉え方の差】
   一点集中(狭く) ←→ 余白スペースあり(広い視野)
  【方法論や条件の捉え方の差】
   目先の制約本位 ←→ 表に見えない条件や前提を想像する

 

続いて「私にとってのベストを見出す」として、受講者がそれぞれ、
自身にとっての重要な活動と、それらの状況のバランスを整理していく
ワークを行いました。
自身の現時点の実情を洗い出して、自身のありたい感覚や価値観との
差異に気づいて、バランスをとることを考えていきました。
その考えた結果(の大まかな内容)をひとりずつコメントして、
受講者同士で共有していきました。

ワタクシが整理したこと、他の受講者からのお話しを伺ったことを
合わせて、こういうことを思いました。

 【活動量を現状の80%くらいに考える】
  自分ができるものごとの量、出せるパワーの量の
  最大基準を、全力の「80%」と考える。
  活動を想定したり予定を組んだりする段階で
  最大値・最大枠を「100%」として考えない。
  でないと、想定外・予定外による結果の変動に柔軟に堪えられない。
  100%揃わないとゼロだという「all or nothing」思考から
  脱却するための心持ちとしてもよいのではないか。

 

そしてちょっとした「カフェタイム」で一息ついて「クロージング」へ。
全体を通して振り返りのフリートーク
終始和やかな空気のセミナーを終えて帰路につきました。

 

その後セミナーを振り返って思ったこと。

 【完璧主義=自己満足】
  完璧主義に囚われると、自分にとっての完璧をどこまでも追求する一方。
  相手や他者にとっての完璧を追求しているつもりであっても、
  相手や他者にとって完璧であると『自分が解釈・想像しているだけ』に
  なってないか、常に自省しなければ。
  それもまた結局「自分にとっての完璧」を追求しているだけで、
  自己満足の枠を出られていない。
  自分の「完璧」は、自分の「最善」と必ず合致するとは限らないし
  ましてや相手の「最善」と一致するとは限らない。

 【80%くらいで最善】
  自分の外の世界に目を向けて、相手の最善を探って見い出して、
  自分の最善とすり合わせる。
  このときに意識する最善の目安は「80%」くらいとみなしておく。
  自分の思うところの完璧から「80%」すり合うくらいが最善とみなす。
  そのくらいに考えておく方が想定外などに柔軟に対処できる。

 

たぶん、全く知らなかったことをはじめて知った、ということではなく、
ずーっとなんとなく漠然と感じていたことを、はっきりと、きちんと
再認識・再点検する機会になったと思います。

穏やかな空気に包まれたひとときに、気がついたらそこまで視界が拓ける。
「ゆらっく」な感覚とはこういうことでしょうか?
ありがとうございました。