Naruki.K's Radio Head

Transmitter! Picking up something good. Hey! Radio head! The sound...of a brand-new world♪

自分を知る~MBTIによる性格診断のこと

今年3月、ある教育研修の講義でこういう性格タイプ診断に触れました。

 MBTI
 (マイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インジケーター)

自分がどのような仕事をしていきたいのか。
仕事でどのような貢献をしていきたいのか。
どうしたら自分の持ち味を仕事で活かせるのか。
仕事でどういうことを実現してやり甲斐に結びつけることができるのか。

そういった、今後を見据えた社会的貢献の方向性を明確にするために
考えを巡らせていく原点・拠りどころとして、

 「あなたはどんな人?」と問われたらどう答えるか?答えられるか?
 そんな問いに端的に答えられる程度には、自分を理解しておくことが大切。

ということで、この性格タイプ診断を実際に行ったというわけでした。

カール・ロジャースさんというアメリカの臨床心理学者の言葉

 「あるがままの自分を受け入れることができなければ
  決して変わることはできない」

も、診断前には紹介されました。

実際に診断をして、研修を進めるにつれて、やはり

 自己認識がきちんとされてないと、先を考えることはできない

ことを実感しました。

 

さて、MBTIとはいったいどういうものなのか?
ポイントをかいつまんで簡単に説明しますと、こういったところです。

  • ユングが提唱した心理学的タイプ論(8つの心的機能)を
    ベースとして、人間の心の基本的なメカニズムを説明
  •  個々の人々の「指向」(左右どちらかの利き手のように
    自然と好んで使う機能)を端的につかむことができる
    そのような「指向」を認識・理解し、人間社会において
    タイプの相違を補い合うことが肝要
  • 「キャリアの選択」「ラーニングスタイル(学び取りかた)」
    「人間関係」「課題解決」などに広く応用できる診断

 

MBTIの4指標というものがあります。
この診断における最も原則的なタイプ分類と言っていいでしょう。

 EI指標
  どこに関心を向けることを好むか。どこからエネルギーを得るか?
   外向(E:Extroversion)
   内向(I:Introversion)

 SN指標
  どのように情報を取り入れることを好むか?
   感覚機能(S:Sensing)
   直感機能(N:iNtuition)

 TF指標
  どのように結論を導くことを好むか?
   思考(T:Thinking)
   感情(F:Feeling)

 JP指標
  どのように外界と接することを好むか?(生活やライフスタイルのあり方)
   判断的態度(J:Judging)
   知覚的態度(P:Perceiving)

所定の用紙にまとめられた90ほどの簡単な設問に答えていくことで
これらの指標の組み合わせに基づいた「自分自身の指向性」が
ひとつ浮かび上がるわけです。

 

ワタクシの指向性はこう出ました。

  f:id:rcs4naruki:20170630062128j:plain

 ISTP(外向感覚を伴った内向思考タイプ)

  「問題が起きるまでは口数が少なく、冷静に観察をして状況に柔軟だが、
   問題が発生すると有効な解決策を探すためにすばやく行動する。
   ものごとのしくみを分析し、身近な問題の核心をとらえるために
   直ちに大量のデータを認識する。
   原因と結果に関心を持ち、論理的な原則や価値を
   最大限に高める事実を整理する」

浮かび上がったタイプとその特徴はこのように出ました。
(それぞれのタイプに応じてもっと詳しい解説がありますがここでは割愛)

自分自身としては、2年半ほど前の心身の好転以来、
確かにこのような特質が強く出てきているように感じて
妙に納得がいきました。
ですが、ワタクシと付き合いのある方々はどういう印象を受けるでしょう?
そうそうそのとおり、と感じるか、いやあちょっと違う気が、と感じるか。

興味深かったのは、診断結果の詳細を見ると、

 上記4つの指標すべて、片側に大きく振れずに中央に寄っている

そういう傾向が見えました。
バランスが取れていると言うのか、とらえどころがないと言うのか…(汗)

 

診断のあと、自分の指向性をより具体的に行動に結びつけやすい
(とワタクシが感じる)タイプの組み合わせによる「スタイル」が
紹介されました。
これがまた興味深いのですね。
自分の持ち味を認識・理解するのにとても有益であるように思います。

 変化への対応スタイル
  IJ:毅然とした内向タイプ
  IP:柔軟な内向タイプ
  EP:柔軟な外向タイプ
  EJ:毅然とした外向タイプ

 キャリア選択
  ST:実際的で分析的
     事実や物を扱う実際的な技術が求められる分野
  SF:共感的で友好的
     実際に他者に対して援助やサービスを提供する分野
  NF:洞察力があり熱心
     他者を理解したり励ましたりすることが求められる分野
  NT:理論的で分析的
     理論的で専門的なフレームワークが求められる分野

 情報の活用法
  IS:思慮深い現実主義者
  IN:思慮深い革新者
  ES:行動する現実主義者
  EN:行動する革新者

 リーダーシップスタイル
  TJ:論理的に決断するリーダー
  TP:柔軟に考えるリーダー
  FP:友好的に対応するリーダー
  FJ:熱心な姿勢をとるリーダー

 気質とタイプ
  NF:理想主義者
  NT:理性的な人
  SP:職人
  SJ:保護者

自分自身としては、仕事の上で自分の特質を活かせそうな方向性や
モチベーションの向上、その辺りを見定めるのに役立てていけそうだという
手応えを感じることができてとても有益だったわけですが、

ワタクシとつきあいのある方々におきましては、
おおよそこういうヤツなのだな、というふうに捉えていただけましたらと笑笑

 

そんなわけで、自身のタイプがひとつ明確になったわけですが、
これ以外のタイプを持っていないかというと、そうではありません。
本当の意義はこのあたりにもあるというところが肝要です。

 あるゆる人がすべてのタイプを持ち合わせていて、
 利き手のように、得意な特性として無意識に頻出するタイプがわかる。
 それを踏まえて、得意ではない特性をも認識することで、
 より自分の方向性や立ち振る舞い、対人関係も向上させていったり
 得意ではない特性を伸ばしていく可能性も広がる。

 

MBTIの解説で実際に述べられている注意点を最後に紹介しておきましょう。

  • 誰もが、すべての態度と機能をある程度は用いている。
    個人が指向している方の態度と機能をタイプとして表示するもの。
  • タイプで個人のすべてを説明することはできない。
    人の性格は計り知れないほど複雑で深遠。
  • タイプは自分を理解したり
    持って生まれた自分の持ち味を受け入れるために用いる。
  • 自分が何かをしたこと、しなかったことなどの言い訳に
    タイプを利用してはいけない。
  • タイプに対する偏見的な捉え方に注意。