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2017/04/22 金沢蓄音器館で聴くヴァイオリンとピアノの生演奏

2017/04/22 金沢蓄音器館で聴くヴァイオリンとピアノ(坂口昌優・大竹沙里)

はじめて行ってきました。金沢蓄音器館。
その施設の存在はだいぶ前から知ってはいて気にはなっていたものの、なんとなく、漠然と、敷居の高い場所なのだろうかなどと勝手な思い込みを働かせてしまっていて、足を運びあぐねておりました。

ある日、例によって例のごとく、コンサートや美術展などのイベントのチラシを物色していたところ、「4月のイベント」というチラシが目に入りました。古い音源とそれにまつわるエピソードをみんなで聴いて楽しもう的な内容の中に、生演奏のコンサートが開催されるというイベントをひとつ見つけました。しかもしかも、地元出身のヴァイオリニスト・坂口昌優さんの演奏が聴ける!これはいい機会とばかり予約の電話を入れました。蓄音器館への入場料込みで1000円。

蓄音器館 はじめて聴くは 生演奏…笑笑

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坂口昌優さんの演奏を初めて聴いたのは、昨年9月のコンサートでした。
可憐なルックスからは想像し難い、ズシッとした力強い音色が印象に残っていました。
そのときは300人規模のホールでの演奏でしたが、蓄音器館といういわばちょっとした博物館くらいの小さなスペースではどのような感覚を味わえるのかにも興味が湧くところでした。

rcs4naruki.hatenablog.com

当日の午後、金沢蓄音器館へ向かいました。
しいのき迎賓館で開催されていた彫刻展のあと、金沢城兼六園の間を通るお堀通りを歩き、裁判所のそばを歩き、NHK金沢放送局のそばを歩いて行って…尾山町の大通りを出てほんの少し。春の陽射しも眩しさが出てきた昼下がりの散歩がてら、15分ほどで到着しました。煉瓦造り風のシャレた建物とディスプレイ。いいですね。

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エントランスには案内板。
ゴールデンウィーク金沢駅周辺で開催される大規模なクラシック音楽のお祭り「風と緑の楽都音楽祭」(昨年までは「ラ・フォル・ジュルネ金沢」でした)のプレイベントでもありました。妖しげなキュートさがとっても魅力的なガルガンちゃんがお出迎え。
受付で支払いを済ませて会場スペースへ。壁にはかわいらしい照明が。

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ステージの一角。
左手の棚にある四角い箱状のものは恐らく蓄音器の音源なのでしょう。
この辺りはまたの機会に楽しむことになります。

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開演時刻。館長さんのごあいさつと出演者の簡単な紹介。
そのあと、坂口さんと、ピアノの大竹沙里さんが揃って登場。

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20畳ちょっとくらいの小さなスペースに40人くらいのお客さん。
約40分間のミニコンサート。

坂口さんのヴァイオリンは、やや太めで渋めの音色。
派手さや艶やかさはあまりないですが、過度に感情や情念を盛るわけでもなく、曲そのものを分かりやすく引き立たせる、好感の持てる演奏でした。
大竹さんのピアノも然り。音をあまり伸ばさないで、ひとつひとつの音をきちんと、かつ優しい響きで聴かせてくれました。恐らく小さなスペースであることを配慮したのでしょう。会場の雰囲気によくフィットした演奏だったと感じました。

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」は、彼の難聴が判明した時期に作られた曲であり、苦悩の中に希望を見い出そうという前向きな気持ちが感じられる美しい曲調であること、モーツァルトはひらめき型・ベートーヴェンは熟考型で好対照であるということなど、曲の合間に親しみやすい解説トークもよかったです。

レトロな雰囲気に包まれて、クラシック音楽を気軽に楽しむには、生演奏を間近に体験するにはとても良いひとときでした。楽器の鳴り、響きが空気を伝って届く感覚。とても生々しく伝わってきました。これはホールでは味わえない感覚。
生演奏に馴染みがない方には是非体験してみてほしいなあと思ったものでした。

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終演後、坂口さんにごあいさつと、昨年9月にはじめて観て印象に残っていたこと、その印象があって今回も聴きに来てみたことを伝えることができました。
大竹さんともども、これからの活躍を期待していきたいですね。
ありがとうございました。

 

金沢蓄音器館。
今度は蓄音器やSPレコードの音源を楽しみに行ってみようと思います。
室内の棚に並べられていた蓄音器の数々を目にして俄然楽しみになってきました。

…だけども、5月のイベント告知の中にまた魅力的な生演奏のコンサートを発見してしまった…これを観て、さらにその後、になる、な。たぶん…

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金沢ローカル情報番組に坂口さんが出演したときの動画。
お話と演奏を楽しむことができます。是非ご覧になってみてください。


となりのテレ金ちゃん 松原健之 君をのせて(バイオリン 坂口昌優とのセッション)