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2017/04/20 月亭方正独演会 ☆☆☆津幡町広報特使就任記念☆☆☆

2017/04/20 月亭方正独演会 ☆☆☆津幡町広報特使就任記念☆☆☆

我が町に方正さんがやってきた!

ある寒い冬、津幡駅の広告掲示板に目を遣ると…目を疑いました。
月亭方正さんが独演会!?しかもシグナスで???
さらにゲストに桂三度さん!?
かつて「3のつく数字と3の倍数のときだけアホになる」カウント芸がやけにワタクシのツボにキまくった、世界のナベアツ改め桂三度さん。
この2人の噺が観られるとなったら…
これは行かにゃならん!行かななりません!

平日だけども仕事の後に行ける!
迷わず予定を入れました。チケットを押さえました。

だけども「津幡町広報大使就任」??? なんでや…どういうことや???

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暖かい春。よい天気の夕方。
津幡町文化会館「シグナス」に足を運びました。
真新しい(と言ってもオープンから12年くらい経っている)とても立派なホール。
町立図書館、小さな体育館、児童センターが併設されています。

建てられた当初は税金の無駄遣いというような声もあったようですけども、建てられたからには文化の振興や発展、町や近隣市町のイベントに、もっともっと大いに活用されて然るべきところかと思います。
図書館はとても明るくきれいで居心地がよい。
大ホールも、設えも音響も素晴らしい。しかもスタインウェイのピアノまで常備。
これからここもアピールポイントとして盛り込んでくださいね!方正さん...。

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正面入口を入って右手のほう。大ホールへ上がっていく階段。

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ホール。前から6列目の指定席に陣取りました。ステージにかなり近い!
お客さんの入りもとてもよく、1階席は満席でした。
2階席は見えなくてわかりませんでした。

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開演時刻になって、高座が始まる前に。
町ではじめて作られたという観光PR動画のお披露目がされました。
方正さんが出演!

「まこ~...」「まこ~...」
「おまん?」「おまん?」
「まこもたけ!」
「おまんあずき!」

............侮りがたし!津幡町


津幡町観光PR動画(津幡ブランド編)

そして高座が始まりました。
前座の筆頭に登場したのは「テンプルカントリー」。
津幡町出身のよしもと入社3年目という若手漫才コンビ。
とても初々しい雰囲気…悪くいうとまだまだこなれてない感じで、そこら辺の金沢弁のあんちゃんが普通の会話をしているだけに近いという感が拭えませんでしたが、そこはまだまだこれからの若手。どんどん伸びていってほしいですね。

次に方正さん登場。
噺家が登場するときの和楽器の響き、トンテンシャンというお囃子がいいですね~。
若かりし頃の芸人時代に独特の爆発力があるおもしろさが印象に残っていて(昨今のテレビでの活動はほとんど観ていませんでしたけども)、それだけに、ひと味違う落語が味わえるかもという期待がありました。
ここでは津幡町広報大使に就任したという話題から始まって、方正さん自身の自己紹介と方正さんならではのものの見かたが全面に押し出された、時事漫談に近い噺が聴けました。噺家の雰囲気たっぷり、その中に方正さんらしい一瞬の爆発力と際どいブラックジョークも発揮されていて、笑いに笑った一席でした。

その後は前座第2弾。デニスが登場。
あのお馴染みの「ブラジル顔だけどベッタベタな日本人の植田さん」ネタが炸裂。
わたくし的にはフレディ・マーキュリーが漫才をしているふうでとても可笑しい。
わかっていてもヤられてしまう、というようなお笑いですね。
話や場面の流れにキレがあってよかったです。

前半の最後、ゲストの桂三度さんが登場。
ふかわりょうのようなヘアスタイルで…。
この方も「世界のナベアツ」時代に独自の笑いの世界がインパクト充分だったので、落語家としてはどのような世界を見せてくれるのか、とても楽しみでした。
で、噺を聴いたら…期待に違わぬおもしろさ。
話の内容の密度がどうこう、という、キツい風刺の効いた噺。
やたら大仰な見世物に対する感動を茶化すというのでしょうか。
こういう笑い話が大好きなわたくしはグイグイと惹きつけられました。

中身の濃い前半が終わって、10分間の中入り。

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後半は方正さんの独演会。
黒い衣装で本格的な落語を聴かせてくれました。

良からぬ企てを弄する表情、嘆く表情、怒りの表情、困惑の表情…これらの表情がくっきりと表現されていたのが印象的でした。登場人物の切り換え、場面の切り換え、とてもメリハリが効いていて分かりやすい、とっつきやすい雰囲気の噺ぶりだったように感じました。

ことし50歳になるという「自称超かわいい」方正さん。
噺家としてはまだまだ若手。これからどのような味を醸し出していくのか、とても楽しみになりました。あらためて今後注目していこうと思います。

たっぷり2時間の高座。
すっかり夜も更けました。空気もひんやりと冷たく。
気持ちはいろいろな笑いで暖かいまま、自転車で帰路につきました。

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翌日、地元の新聞に記事が出ていました。
方正さんの奥さんが石川県出身、そのお母さんが津幡町出身という縁があるとのこと。
津幡町生まれの野際陽子さん(知らなかった…)にも特使を委嘱していたり、オリンピックメダリストの川井梨紗子さんにも委嘱する予定とのことで、方正さんにも、町にも、これから大きな盛り上がりと文化的な発展の期待を持っていきたいですね。

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落語◆月亭方正「大安売り」

 


月亭方正 宮戸川

 


【作業用BGM】月亭方正『猫の茶碗』【落語】