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Miracle and Sleeper

数年悩まされてきたメンタル疾患が寛解して今なお復活途上にある 金沢に生まれ育った沖縄クォーターのライフログ的な何か

2016/12/11 桂南光独演会~はじめてナマの落語を

音楽以外の諸公演~2016年

※旧ブログ記事を加筆訂正しました。

2016/12/11 桂南光独演会

落語です。上方落語です。
音楽のコンサートはロックポップスジャズクラシック数多体験してきたワタクシでありますが、落語を生で体験するのはこれがはじめてでございました。

場所は石川県立音楽堂「邦楽ホール」。
2階自由席が2000円という低価格(1階指定席は3500円)。

若かりし頃、しょっちゅう飛行機に乗って首都圏へ日帰り出張へ出ていた時代。
ある日羽田から小松へ飛び立つ帰りの飛行機の中で、ほんの思いつきで落語の機内放送にチャンネルを合わせて、聴こえてきた南光さんのコテコテな落語に爆笑を必死で堪えてクックックックと身悶えてた…キレイなアテンダントのおねいさんがこちら向いて座っている至近距離の真ん前で…

そんなことをふと思い出しつつ、事前にチケットを購入して会場入りしたわけです。

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前半は、桂そうばさんの一席、そして南光さんの一席。
桂そうばさんは、桂ざこばさんの弟子。師匠をネタにしてました笑

後半は、桂米平さんの一席、そして南光さんのもう一席。
桂米平さんは、桂米朝さんの弟子とのこと。

話芸の巧拙については語れませんが、単純にとても面白かった!
ときに身体を揺らして声出して笑ってしまいました。

特に前半の南光さんの演目「天狗裁き」がいちばん印象に残りました。
自分が寝てたときにどんな夢を見てたのかを来る人来る人…お奉行様や果ては天狗にまで詮索される話。

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そして、舞台の設え。
真ん中に赤い台。背後の素朴な色合いの屏風。左手の出演者の札。
それらをみているだけでなんだかホッコリとしましたね。

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職業柄、仕事上の会話はとにかく「論理的であること」「冗長を排除すること」を徹底的に求められ、仕事を離れたところであってもとかくドライに、本質を突いて要らないクダリをチクリと突いてしまうクセを必要以上につい出してしまうだけに、人間の業を可笑しくも暖かく肯定する話芸の妙はとても新鮮でした。
まだまだ自分にはユーモアが足りない。ツッコミに暖かみが足りない。

今回は上方落語、つまり関西の落語を堪能しました。
次は東京の落語を楽しんでみたいものです。
日程が合えばまた話芸をナマで楽しみたいものです。

動画は、桂米朝さんによる「天狗裁き」です。
米朝さん、わりとすっきりと聴きやすいですね。
南光さんの「天狗裁き」の動画は残念ながら見つかりませんでした。

南光さんの落語ではそのダミ声とコテコテな話しぶりでコミカルさが強調されていて、それはそれでとてもおもしろおかしくてよかったのですが、米朝さんは落語に馴染みのない方でもよりとっつきやすいのかな?と感じました。

桂米朝 天狗裁き(落語)