Naruki.K's Radio Head

Transmitter! Picking up something good. Hey! Radio head! The sound...of a brand-new world♪

"13"~新たなる彩りへ向かって

※旧ブログ記事の再構成です。
 ブログを開始したときの新たな出発を連想して。改めて新たな出発ということで…。

2015年3月、リワーク(職場復帰に向けたリハビリ)に取り組むことが確定した直後あたりだったか。休職中の自宅療養生活に暇を持て余していたある日、何気なく某大手中古ショップへ特にアテもなくふらりと出掛けていって、アテもなくCDコーナーを見つめて徘徊していたところに…ふと、他とは違った雰囲気のタイトルが目に留まった

雨、所により花吹雪/ジムノペディ 

雨、所により花吹雪

雨、所により花吹雪

 

奇しくもその直前。
エリック・サティピアノ曲集を購入して茶の間で流して過ごしていた頃。

サティの有名な代表曲「ジムノペディ」をグループ名にしているとは一体何者?
という好奇心だけで手に取ってみたら…

ジャケットのデザイン、曲名。それらの醸し出す全体的な雰囲気。
なんだかやけにピンときた。これは聴いてみないといけないという直感が走った。

近くを見回すと彼らのCDがさらに2枚並んでいた。
それらも手に取って、都合3枚を衝動買い。

帰りのクルマの中でとりあえず「雨、所により花吹雪」を聴いてみた。
彼らのファーストアルバムのようだ。

最初に飛び込んできたドラムの連打に耳を奪われてしまった。
その後間もなく響いてきたジャズ、ロック、ファンク、昭和歌謡のミクスチャー。ほぼ日本がルーツではない音楽要素でありながら、日本人にしか鳴らせない響き。自分にとっては究極のバンドサウンドに思えた。

そしてラストの「13」といううたが流れて…
運転しなからも聴こえて来る豊かな響き。繊細ながらも熱く強い歌詞。
すべてが自分の中にあった厚い壁をガラガラと崩し去ったような錯覚を覚えたものだった。

 奏でます 13色の音色 どんなうただろう

耳に馴染んでいる西洋の音階は12。その先の13色目の音色。

新たな「もの」「こと」「ひと」。あらゆるものとの新しい出会い。
そこに向かわなければならない。向かうべきだ。向かうことができる。
今こそそのとき。

それ以来だろうか。
新たな「もの」「こと」「ひと」に向かうことに大きな恐れや不安を抱かなくなったのは。「まずはあたってみよう、やってみよう」率直にそう思えるようになったのは。

2度目のリワークも、職場復帰も。
リアルの新たな出会いも、SNSも。あらゆるものごとできごとも。
臆することなく一歩踏み出せるようになった。
そんな勇気を自分にもたらしてくれた、おそらく一生こころに残り続ける1曲。

そしてこれから、またなにか新しいことを。
自分を表現するなんらかを模索してみようかと…。


ジムノペディのオリジナルの演奏がYoutubeにはないけども、おそらく学生コピーバンドによるカバーだけどもご一聴いただけたら。
うたも演奏も不安定だけど、オリジナルに忠実な表現になっていてステキです。
それだけ、ジムノペディというバンドのポテンシャルが半端ではないということで…

 

【13 / ジムノペディ

「詩を読むように あたしの目を見つめて いつまでも
 あたしじゃなくて あたしの想像力を愛して」

Ah...奏でます 13色の音色
Ah...どんなうただろう
Ah...春風よ あたしはここにいます
Ah...書き綴った楽譜を
Ah...彼に届けて

「誰のためとか 自分のためとか そんなこと
 どうでもいいの 只いっさいは繋がるの 繋がるの」

Ah...描きます 13色の夢を
Ah...どんな夢だろう
Ah...変わります 何かは変わります
Ah...向かっているわけだから
Ah...「あたしに触って」

Ah...奏でます 13色の音色
Ah...どんなうただろう
Ah...春風よ あたしはここにいます
Ah...書き綴った楽譜を届けて

Ah...彼のために描いたうたも
Ah...原色の言葉も
Ah...悲しいかな 時代は混ぜてしまう
Ah...最後の「ひとつ」でも
Ah...あなたに届け

12色でした 12色でした
あなたに会うまでは 12色でした
12色でした Ah...
あなたに会うまでは 12色でした


06.13(ジムノペディ)/かもめ食堂