Naruki.K's Radio Head

Transmitter! Picking up something good. Hey! Radio head! The sound...of a brand-new world♪

ゴーシュのように音を鳴らせたら ~ 2018/07/01 舞台「セロ弾きのゴーシュ」

7月はじめの暑い昼下がり
金沢東別院の真宗会館へ
セロ弾きのゴーシュの舞台をみに行ってきた

f:id:rcs4naruki:20181012092415j:plain

昨年秋に一度別の場所で開催されたものの再演
このときの舞台がとても素敵で気分が和んだのと
舞台袖でハープとチェロが生演奏されていたのが
あまりよく見えなかったこともあって、
もう一度みたいとずっと思っていた

rcs4naruki.hatenablog.com

 

手造り感たっぷりのあたたかい
影絵+人形劇+芝居+演奏 の舞台

f:id:rcs4naruki:20181012102433j:plain

いきいきとした芝居と音楽
それらの手造りの感触で
ゴーシュと動物たちの掛け合いが
生き生きと伝わってきて沁みてくる

ゴーシュが動物たちに言われるまで
自分の演奏の練習で出している音が
動物たちのためになっていたことに
気づかなかったように

従来の仕事に区切りをつけた直後の自分も
自分ではまったく気づかないような
思いもよらぬところで
これまでにやってきたことが
誰かのためになってきていたのかなと

そういうことは
これから少しずつ見えてくるのかなと

 

舞台の場所がら、仄暗い洞穴でひっそりと
みるワクワク感こそなかったけれども

影絵や人形、芝居はもちろんのこと
生演奏の姿もよく見えて楽しかった

小さい頃に保育園の遊戯室で劇をみる
あれに近い感触もまた悪くはなく

ゴーシュ役と語りを担当した
地元のストーリーテラー・奈良井伸子さんが
保育園など子どもたちのいる場で公演するので
お声掛けください、と終演後におっしゃって
いたことがなおのことしっくりきて

今後もしそういう場に接することがあったら
是非お願いしようではないかと思ったのだった

 

昔からひとりでギターを嗜む程度にさわっていて
長らくほとんどさわらない状況が続きつつも
自分にはベースのほうがいいんじゃないかと思い
ほんとうに手に入れてやってみようという気分が
ここ3年ほど前からふつふつと湧いてきていた

最近やっと手に入れた!
最低限の予算で、中古の安物だけどもまあよし

手に持ってみると想像以上におもしろい
ギターを持っているときよりも楽しい

同じようなフレーズを弾くにしても
ベースのほうが自分の手には馴染みやすくて
ギターよりも「自分を音にして出している」ことを
しっくりと感じられる気がするのだ

ベースを触ってからちょっとギターを持ってみると
ギターもまたかつてよりちょっとおもしろく感じる

f:id:rcs4naruki:20181012101916j:plain f:id:rcs4naruki:20181012101937j:plain

 赤と白とでおめでたい!

 

ゴーシュが弾いているセロ
いまでいうチェロ

ベースはぜんぜん違う楽器だけども
同じ弦楽器で、低音を鳴らすもの
ヴァイオリンやギターに近い
そこそこ高めの音も出せるところも似ている

ゴーシュははじめは楽団の仕事のためにだけ
セロを弾いていたかも知れない
家に来た動物たちのために
渋々ながら図らずも鳴らしてやったら
観客もうるさがたの指揮者も感動させる音を

自分はずっとひとりで部屋で閉じこもって
ギターを触っていた(弾いたとは言いにくい)が
ベースをはじめて手に入れるやいなや
自分ひとりのためだけに触って弾くだけには
留まらない流れというかなんというか

いきなりチャンスが訪れた

図らずも、は、ゴーシュと一緒
渋々ながら、は、ゴーシュとは違うけど

 

自分が鳴らしておもしろがれる音
ひとが耳にしておもしろがれる音

これからいつどんなときに
どんなふうに鳴らすことができるだろう

そういうたのしみおもしろみを
どうやって伝えられるだろう

どこまでできるかさっぱりわからんが
楽しみやわ